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2010年 12月 07日
松本市梓川の「廻巡庵」の大林さん(Empty House partyにも来てくださってありがとうございます。)主催の、古民家再生の建築ワークに行ってきました。
築100年以上のかやぶき屋根の古民家を住めるようにしよう、という目的で、少しずつ手入れしていく、という内容です。 一階が住居で、内梯子を登った二階がお蚕さんを飼うためのスペースだそうです。私の実家も養蚕を昔やっていましたが、家の造りが少々違うようです。囲炉裏の煙がお蚕さんに当たらない造りになっているそうです。あと、実家では、茶の間でお蚕さんを育てていたそうです。それもすごいな・・・、と思いますが。 今日は、庭木の剪定を庭師さんに実演と演習・講義していただきました。 初めて知る単語ばかりでしたが、基本は「風を通して、葉に日光がよく当たるようにする。」と「樹形と景観をよくする。」の二点。 ふむふむ、なるほど、と思いはするものの、実際に剪定鋏を持つと・・・動けません。少し離れて木の全体のバランスを見つつ、近づくと・・・あれ?、の繰り返し。 大事なのは、慣れと経験だそうです。今回は一枝も切れませんでしたが、夏以降も季節ごとに講座をやりたいですねぇ、と大林さんがおっしゃっていたので、リベンジします!! 剪定中。 日本蜜蜂の飼育箱。 剪定以外にも、植物の名前・道具の種類・刃の砥ぎ方、等々たくさんのおもしろいお話をうかがいました。 お蚕さんや日本蜜蜂のこと・不定辺三角形の法則・おにぎり大好き、等々。 数時間の間でしたがたくさんのことを教わったのに、あせくせと時間が過ぎるわけではなく、むしろ充実した密度の濃い時間を過ごしました。 ありがとうございました。 まだ計画段階ですが、年明け過ぎに大林さんのご協力のもと、稲穂の穂先をつかってつくる卓上箒(サイズはかなりいろいろに自分で調節できます。)のワークショップを開こうかと思います。 まだまだ未熟者ですが、私がつくり方をお伝えしたいと思います。 菊地 鮎香
by habaue433
| 2010-12-07 12:56
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