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2010年 11月 09日

松本民芸生活館

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松本民芸生活館、池田三四郎著、昭和46年発行、を読みました。松本民芸生活館は松本駅から自転車で15分程の場所にある、松本民芸家具の若い職人さん達のための学習寮として、富山県八尾から200年前の合掌造りの農家を移築した建物です。建坪100坪、延べ床150坪の2階建の学習寮で、若い職人さん達が、「行的体験」(知識や理知、観念的な理解ではなく、実際の経験やおこないから美を学ぶ)を実践するための修行の場だそうです。毎朝6時15分前に起床し、6〜7時、館内外の清掃、交代での食事当番が作る朝食を7〜7時30分に済ませると、出社して工房での作業、6時20分に退社して、7〜7時30分に夕食、10時就寝という禅寺のような生活を営んでいるそうです。この本の中で掃除の大切さについての話が良かった。正しい材料(主に木材)で作られた家は、拭き掃除を毎日おこなう事で、日増しに美しく育って行く。時間を経るごとに苦役な清掃が物や家、暮らしへの愛情をはぐくみ、より美しく輝くと。これは何も合掌造りの立派な建物だからではなくて、簡素な家でも正しい材料で作られていれば同じと。それに対し、現代建築の合板や表面だけつくろう、テーブルの合成天板や壁紙は新築の時が一番きれいで、拭き掃除などしたものなら反対にきたなくなってしまうと。たしかにこれでは掃除のしがいはありません。そして建具の障子のサンについて、昔の物は縦にサンを組んでいて、横に走らせる数が少ないと、これは掃除が楽であり美しくたもてるからで、現代のデザイン優先に横サンの数が多いものは、体験的デザインでは無いと!耳が痛いです。館内の道具も当時、松本に滞在していたバーナード・リーチにアドバイスを貰い、館長である池田三四郎自身の観念や趣味に偏らないように留意したそうです。世界中の民芸を集め、生活の中で使用し、磨き、日々その物について皆で語り合い勉強したそうです。
柳宗悦は、文化とは絶えることのない反省であるといわれたそうです。そこにこそ、前進があり、新生があると。◎tezuka
by habaue433 | 2010-11-09 06:24 | エンプティー
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